1950年に創業した倉谷建築は、おかげさまで私で三代続く工務店となりました。ここまで続けることができたのは、地元の皆様に応援していただいたからこそです。だから私は、お世話になった地元の皆様へ感謝の気持ちを込めて、家づくりをしたいと思っています。

そして、私は生まれ育ったこの新宮が大好きです。私は名古屋で建築の専門学校を卒業後、京都の老舗工務店で8年間修業をしました。最終的に新宮へ帰って来たのは、家業を継ぐ為ではありますが、まずこの新宮が大好きだからです。

私が紀州材に拘るのも、単に素材が良いからというだけではありません。まずは地元の皆様に紀州材を知ってもらいたい、さらには日本中の人に、世界中の人に知ってもらいたい。紀州材を通じ、家業である建築を通じて、地元に貢献していきたいと思っています。

これからも代々受け継いできた伝統的な家づくりの技術は守りつつ、新しいことにも挑戦し、さらなる事業の成長と地域社会への貢献を目指し、尽力して参ります。