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【 web内覧会 】古き良きものを残しつつ、生まれ変わった家 (洗面所編)

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
倉谷建築三位代目の嫁です。

 

今日は昨日に引き続き、お施主様宅のご紹介をさせていただきたいと思います。

*昨日の記事はこちら→玄関編

 

 

今日は洗面所編を。

洗面台から、備え付けの家具まで、すべて造作させていただきました。

 

*上の写真は、一足先にいただいたプロの写真(ふくもとデザイン事務所の福本さん撮影)。
以下の写真は私撮影なので、なんだか一気にオシャレ感のない写真に感じられると思いますが…
ご了承下さい(笑)

 

 

では早速。

お客様が拘られたポイントは、なんといってもコレ!

この洗面ボウルです。

 

 

この洗面ボウル、普通の物よりかなり深め。

ー理科室とか実験室によくある流し台みたいなやつー
というのが、お施主様のご希望。

 

お子様の汚れた服や靴などをじゃぶじゃぶ洗えるようにしたい、とのことでした。

 

 

実は、三代目の実家の洗面所が、こんな感じの深い洗面ボウルでして。

ここで汚れものを洗って、すぐ隣の洗濯機に入れられたり、将来夫婦どちらかが介護が必要になった時に、
頭だけでもここで洗えたり、粗相してしまった時もトイレとお風呂も近くて片付けやすかったり…

と、義母は考えたそうです。

 

三代目の実家見学に行った時に、この洗面所を見て、義母の話を聞いたお客様。
私もコレにしたい!とその場で即決断されました。

 

とっても美人でオシャレなお施主様ですが、この時「オシャレより機能性重視で。」
と言い切っておられて、なんだかめっちゃかっこよかったです(笑)

 

でも、機能性だけでなく、ちゃんとオシャレに可愛らしく仕上がったと思います。

 

 

それに一役買っているのが、このタイル。

名古屋モザイクのタイルです。

 

さすがオシャレな奥様のお見立て通り、洗面所を明るい印象にしてくれたと思います。

 

 

鏡は三面鏡になっていて、

後ろは全て可動棚式の背面収納になっています。

ちなみに、この三面鏡収納は我が家の洗面所と同じです。

 

 

 

そして、洗面所の一角には備え付けの収納があります。

この裏は階段になっているので、階段下のデッドスペースを利用し、埋め込み型の収納を
作りました。

 

取っ手レスでスッキリとしたデザイン。
洗面台とこの収納は、無垢のタモの木で作っています。

 

一番上は開き戸、

 

真ん中は可動式の棚、

 

下の部分は引出し式の収納になっています。

これだけあれば、タオルやパジャマ、ストックの洗剤類も沢山収納できそうですね。

(我が家はスペース的にこんなに沢山の収納はとれなかったので、羨ましいです。)

 

 

可愛らしい中にもしっかり機能性を兼ね備えた洗面所。

こちらもとっても素敵に仕上がりました。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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