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【 web内覧会 】二代目の拘りと住む人への想いが詰まった家(お茶室と和室編)

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
倉谷建築三代目の嫁です。

 

昨日に続き、今日もお施主様宅のweb内覧会をさせていただきたいと思います。
昨日は「門から玄関編」をお届けしましたが、今日は「お茶室と和室編」と題してお送りします。

 

え?!
お茶室??!!
ってあの??

と思われるかと思いますが…

 

そう、あのお茶室です。

お施主様に「そこに趣味の小さいお茶室を作っていただいたんですよ~。良かったらそこも見て下さい。」
と言っていただき、戸を開けてみてビックリ!

 

 

まるで別の空気が流れているかのような、穏やかな空間が広がっていました。

 

 

こちらは、にじり口と呼ばれる、お茶室へ入る際に“にじって”(頭を下げて膝をつき、手をついて)
入らなくてはならない入口だそうです。

 

 

障子を開けると外に繋がっており、

 

 

外はウッドデッキになっています。

ウッドデッキもまた素敵。
お天気の良い日には、ここでご飯を食べたりしたら最高ですね。

 

 

そして、外からみたにじり口。

ここからお茶室へ入るわけです。

 

 

 

お茶室は天井もとても美しく、

 

 

床の間もとても趣があります。

名栗(なぐり)*の加工が施された柱や、網代天井**であったり、随所に見所がある研ぎ澄まされた空間でした。

*名栗(なぐり)とは、「ちょうな」という道具で柱や板を規則的に削って(“はつる”)、
  独特な加工を施す伝統的な技術のことです。
**網代(あじろ)天井とは、板を互い違いにくぐらせて編んだものを張った天井のことです

 

 

電気プラグも木で包まれていたりして…

細部に至るまで、木の温もりを感じられました。

 

 

 

自宅にこんなお茶室があるなんて、そしてお茶の心得があるなんて、
なんて素敵なのでしょう。

それに比べて、お茶の“お”の字も知らない私…
せめて急須で入れる緑茶くらいはもっと上手に入れられるようになろう…!と思うのでした(苦笑)

 

 

 

ちなみに…

このお茶室の他にも和室があるのですが、またこちらも素敵でした。

ここは寝室にされているそうですが、本当にゆっくりと安眠できそうな空間。

 

 

ここにもまた立派な床の間があり、

 

素敵な掛け軸が掛けてありました。

 

 

暖簾がまた素敵で、私もぜひマネしてみたいと思いました。

 

 

 

最後に、もうひとつ拝見させて頂いた和室もまた素敵で。

ああ、和室っていいなぁ。
畳っていいなぁ。
ああ、やっぱり日本人に生まれて良かったなぁ。
なんて、しみじみ思いました。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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