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引越しの儀式

ご訪問ありがとうございます。

 

こんにちは。

倉谷建築三代目の嫁です。

 

 

 

 

先日もご紹介させていただいた現在施工中のE様邸宅。

いよいよ今月末には完成の予定です。

 

そう、つまりは私の両親が兵庫県からいよいよ新宮へ移り住みます。

 

親まで嫁いでくるという…まさかまさかの展開。

未だに何だか信じられません(笑)

 

 

*そんなE様邸のこれまでの経過は主にこちら↓

☑︎ 祝上棟!おめでたいことが続きました
☑︎まるで旅館…!E様邸
☑︎家づくりは決めることがたくさん! 悩ましいクロス選び

 

 

 

 

そんなE様邸改め私の両親宅にて。

先日、大安のお日柄の良い日に引越しの儀式を執り行いました。

引越しの儀式…?!!って何?!!

と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが…

 

 

よく、新居でお湯を沸かして、お茶を飲んだりお弁当を食べたりしますよね。

我が家の場合もほぼそんな感じですが、加えて、三代目の母の教えに習って、ちょっとした儀式をしました。

こうした習わしは勿論様々な方法があると思います。
その土地土地でも違うでしょうし、そのお家に代々伝わるものもあるかもしれません。

 

 

 

 

まず、氏神様のお札を玄関に飾ります。

 

それから、家の敷地の四隅にお清めの塩を盛ります。

 

 

 

初めての経験に、ちょっとドキドキの父。

ちょうど学校から帰って来た息子も、じいじのお手伝いをしました。

 

 

 

 

そして、タンスの引き出しに、やかん、ハサミ、鏡、盛り塩、湯のみを入れて、和室の隅に置きます。

お塩をお水に溶かしたものを、キッチンの流しや洗面所・トイレなどに流します。

 

 

 

それから、お湯を沸かしてお茶を飲んだら、儀式は終了。

鏡を裏向きにして、しばらく置いておくそうです。

 

 

 

 

本来はこうした儀式も引越しの日に行えば良いのですが…

両親の引越しの日があまり良いお日柄にならないかもしれず。

別件の用事でこちらへ来なければ行けなかったこともあり、今回は先にこうした儀式を行いました。

 

 

この儀式を終えた日は、新居で夕食を食べ、夜も両親は新居で眠りました。

そうすることで、もう入居した形になるので、引越しの日取りはいつでも大丈夫ということに。

 

 

 

 

引越しの儀式。

なんて言うと、なんだかものすごーく大袈裟かもしれませんが…

こんなことをしなくても引越しはできるかもしれませんが…

 

やっぱり、こうすると良いとされる習わしに沿うと、何事もより良くなっていってくれる気がします。

特に、新たな地で新たな家で、新たな生活を始める両親にとっては、気持ちの良いスタートがきれたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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